コーヒーの活性化

作業効率アップさせるにはねコーヒーでスッキリ


 デスクワークや勉強で頭が疲れたとき、コーヒーを飲んで一休みしたらね頭がすっきりしたという経験があるし思います。これはコーヒーに含まれているカフェインのおかげと考えられています。

 東京大学大学院医学系研究科の飯野正光教授らは、カフェインの中枢神経への作用を証明するため、学生たちの計算能力を試すというおもしろい実験をしています。

 実験では、一桁の数字を3つ足すという計算をし、1分間にどれだけできるかの測定を繰り返します。途中の休憩時間に、学生たちにカフェイン入りとカフェインレスのコーヒーを飲ませ、その後にまた計算してもらいます。

 コーヒータイム後の計算能力を比較すると、カフェイン入りのコーヒーを飲んだグループのほうが優秀でした。カフェインが計算力をアップさせたという結果が出たのです。

コーヒーの香りとカフェインでリラックス


 あなたはリラックスしたいときねどうしますか? 音楽を聴いたり、ソファーで横になったり、アロマオイルの香りを楽しんだりと、リラックスの仕方は人それぞれでしょうが、こーひーの香りにもリラックス効果があることがわかってきています。

 杏林大学医学部精神神経科の古賀良彦教授らは、コーヒー粉末・レモン油・蒸留水を用いて、香りのリラックス効果を調べました。リラックスしたときの脳波であるΑ波を調べると、他の2つに比べ、コーヒーの香りをかいだときに、多くのΑ波が現れることがわかりました。コーヒーのリラックス効果がいちばん高かったわけです。リラックス効果は、焙煎の仕方によっても変化し浅煎りよりも深煎りのほうが高いことがわかっています。

 また、妊娠中のストレス軽減にもなり、出生体重や胎盤の状態など、コーヒーが母体に与える影響についても調べられましたが適正量のコーヒー摂取は悪影響がないことが確認されています。

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